社員インタビュー

A.Y(男性/40代)

システム導入コンサルタント職
入社4年目

Q1. 自己紹介をお願いします。

A:前職ではSIerで、地方自治体向けの基幹システム導入SEを5年ほど担当していました。
現在は、公的機関向け人事給与パッケージ「One人事Public」の導入コンサルタントとして、自治体や外郭団体の業務DX化を支援しています。

Q2. なぜOne人事に転職しようと思ったのですか?

A:前職では個別カスタマイズが中心で、どうしても「お客様の要望どおりの業務を再現する」ことに工数が偏りがちでした。
その点、One人事Publicは「標準機能での運用をベースに、制度と業務を最適化する」ことを大前提としている点に強く惹かれました。
自分の提案力や制度理解を活かしながら、お客様と一緒に「変えていく」スタンスで仕事ができる環境だと感じ、転職を決めました。

Q3. 現在の業務内容を教えてください。

A:自治体や公的機関に向けて、One人事Publicの導入支援を行っています。
業務ヒアリング、制度の整理、標準機能での業務設計、マスタ設計、データ移行支援、ユーザー研修、定着化支援まで一貫して担当します。
特徴的なのは、個別カスタマイズに頼らず、標準機能をいかに柔軟に組み合わせて解決するかを徹底して考える点です。
これは前職までとはまったく違う視点であり自分として理想とするところです。お客様の御用聞きにならずに課題解決に寄り添う面白さがあります。

Q4. 公的機関向け導入で感じる難しさは?

A:やはり一番大きいのは、人事院勧告や条例改正といった制度変更への対応です。
たとえば、人事院勧告による給与改定が過去に遡って適用される場合、標準機能でいかに効率的かつ正確に対応できるかが問われます。
個別開発で対処するのではなく、「制度の解釈」や「運用の設計」で乗り越える必要があり、業務知識・提案力・判断力のすべてが求められます。

Q5. 基本的にカスタマイズを行わない導入スタイルについて、どう感じていますか?

A:最初は「柔軟性が足りないのでは?」と不安もありましたが、実際に導入を進める中でむしろ逆でした。
標準機能に制限があるからこそ、お客様の運用を本質的に見直すチャンスになりますし、属人化・手作業・過剰対応を見直すきっかけになることが多いです。
結果的に、「これなら後任にも引き継げる」「制度改正に強くなる」といった声もいただき、導入コンサルタントとしての提案価値が高いと感じています。

Q6. 社内チームやカルチャーはどうですか?

A:One人事のPublicチームは制度に強く、これまで30年近い歴史の中で培ってきた活用ノウハウも非常に豊富です。
制度変更への対応方法や他自治体の工夫をドキュメントやHubspotなどで共有する文化が根付いており、初めて対応するような要件でもすぐに相談・調査ができます。
カスタマイズに頼らない分、チーム全体で知恵を出し合って課題を解決する一体感がありますね。

Q7. 今後チャレンジしていきたいことは?

A:当社の成功事例をもっと体系化して、より多くの自治体で再現できるモデルにしていきたいです。
また、人事院勧告や定年延長など、複数自治体に共通する制度変化に対しても、標準機能で柔軟に対応できる運用ガイドラインを整備していきたいと思っています。

Q8. 同じような経験をお持ちの方にメッセージをお願いします。

A:もしあなたが、これまで「お客様の要望通りに作ること」に違和感を感じていたり、「制度対応に追われて疲弊していた」なら、One人事Publicの導入コンサルはまったく新しいやりがいを感じられるはずです。
制度理解と業務改善を軸に、標準機能を最大限に活かして導入を成功させる。そんな面白さがこの仕事にはあります。

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